宮部みゆき 長い長い殺人 感想

宮部みゆき「長い長い殺人」の感想です！


ＴＢＳドラマ、宮部みゆき原作「長い長い殺人」を見て
「以外な真実」と「ちょっとわかりづらいストーリー展開だったかな？」
という印象です。


あっ、響武史役の長塚京三さんと塚田和彦役の谷原章介さんの演技は
ズバ抜けて良かったのは間違いありません＾＾！


このドラマのキーワードは「自己顕示欲」と「財布」


意外な展開名と思ったのは、殺人の中心人物はやはり塚田和彦（谷原章介）でしたが
本当の実行犯は。。。私のあらすじネタバレにも書かなかった
三木一也（窪塚俊介）。

ドラマのキーワードとしては、人間の悩みや欲とつながった金、さらには
人より目立ちたいという「自己顕示欲」などがキーワードになっていたのかな？
と感じました。

つまり「保険金交換殺人」を実行してお金を得たり
マスコミ表立って取材を受けることで「自己顕示欲」を満たそうとする
森元法子（伊藤裕子）と塚田和彦（谷原章介）

たしかにこの部分は「ロス疑惑」をおもいだしましたねぇ～～。


次に、原作でもドラマの中でも「財布」が最初の語り部になっていました。

この部分について、原作本の解説に宮部みゆきさんのインタビューが紹介されていて
作家仲間になんで財布なの？と問われ

「お金の出入りには、事件性がつきまとうから。」
「やっぱりおもしろいと思ったのかなあ。」
というコメントが記載されていました。

私の感想としては、原作では「財布」の語り部は面白い趣向でしたが
ドラマでの財布の語り部は中途半端で、なくてもよかったのでは？と思いました。


今回のＴＢＳ宮部みゆきミステリー特集のランキングをつけるなら
３番目かな、というのが私の意見です。

以前、WOWOWをみて良かった！という意見もあったようなので
気を悪くされる方がいらしたらゴメンなさい。

以前放送されたドラマ「理由」と「スナーク狩り」が
私の趣向に合っていたということだと思います＾＾！


次の宮部みゆきさん原作ドラマは「レベル７」
私はもう読みましたよ、原作本＾＾！

次回の放送日５月２８日までまだ１週間ありますのでいかがですか？

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